@article{oai:nagano.repo.nii.ac.jp:00000646, author = {吉田, 隆彦}, issue = {4}, journal = {長野大学紀要, BULLETIN OF NAGANO UNIVERSITY}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本論文は資源開発と南北問題および環境の破壊とその防止策のそれぞれが互いにどう関連しているかを、文献を整理する中で明らかにしようと試みた。途上国の森林の過剰な伐採は、不適当な国家的開発計画を強行したために生じた財政赤字の補塡の必要から起きており、環境破壊の背景に南北問題のある事を示す。森林以外の資源開発にもそれは共通する。日本は国内に豊富な森林資源をもちながら、外材の輸入の方が割安であった事から今日では世界一の木材輸入国として開発途上国の森林破壊に関与して来た。一方アメリカ合衆国は、水資源の開発や利用をめぐっての長年の紛争の経験から、示唆に富むいくつかの解決方法を見いだして来た。今日その要点は「節約」という用語に集約される。我々工業国の住民は地球の環境とその資源をまもるには、「近代的」な資源浪費の生活を根本的に見直す必要に迫られている。}, pages = {124--135}, title = {資源開発・南北問題および資源の節約・環境破壊の防止の相互の関連性に関する考察}, volume = {13}, year = {1992} }