@article{oai:nagano.repo.nii.ac.jp:00000475, author = {伊東, 秀章}, issue = {2-3}, journal = {長野大学紀要, BULLETIN OF NAGANO UNIVERSITY}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 社会心理学においては、研究数や研究内容が、"時の流れ"とともに大きな変化を遂げることが多い。本稿では、歴史が長く、また、社会心理学研究の発展に大きな貢献を果たしてきた「認知的不協和理論」を例として取りあげ、関連研究の変遷を研究数(量)と研究内容(質)の2つの側面から検討した。その結果、「欧米においては、時の流れとともに研究数は減少したが、内容については大きな拡がりがみられ、より実社会に対応した形で研究が行われるようになった」との結論が得られた。それに対して、「わが国では、研究数が減少し、また、内容の拡がりもみられないため、不協和理論研究は衰退してしまった」と結論づけられた。わが国における不協和理論研究の実状は、欧米の研究の追試に終始し、研究を行うことへの問題意識が不明確であるというわが国の社会心理学の問題点をあらわしており、研究を行うことの意味を問い直す必要性があることが示唆された。}, pages = {66--73}, title = {社会心理学研究の"量"と"質"をめぐる考察 : 認知的不協和理論研究を例として}, volume = {19}, year = {1997} }