@article{oai:nagano.repo.nii.ac.jp:00000355, author = {井原, 久光 and 東田, 晋三}, issue = {1}, journal = {長野大学紀要, BULLETIN OF NAGANO UNIVERSITY}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 高等教育の大衆化・専門化を歴史の必然として、両者が進展していく段階ごとに、大学のモデル化を行なった。大学の歴史的変遷からパリ・モデル→ドイツ・モデル→アメリカ・モデルの3モデルに整理するとともに、それぞれを「教養大学」「エレベータ大学」「ユニバーサル・アクセス」大学として位置づけて図式化した。パリ・モデルとは、中世パリ大学に範をもつ教養教育と全人教育を重視する大学で、オックスブリッジ(オックスフォード・ケンブリッジ)を通じてアメリカのコロニアル・カレッジのモデルになった。ドイツ・モデルとは、近代ドイツが創設した国立大学のモデルで、科学を重視し低額の学費で高等教育を提供しながら庶民が社会階層を上るためのエレベータの役割を担う大学である。ドイツ・モデルは、アメリカにおいても土地交付大学を中心とする州立大学に影響を与えている。アメリカ・モデルとは、教育の大衆化・専門化がさらに進んだ段階で個人と社会の教育ニーズに対応するために多様な教育サービスを提供する大学のモデルである。本論は欧米大学の比較研究を発展段階的なモデルとして図式化し位置づけたもので、モデル化の上で、高等教育の社会的有用性、入学試験の意味、教授法の変化について若干の検討を行なった。}, pages = {34--54}, title = {大学教育のモデル化 : 高等教育の大衆化・専門化に鑑みて}, volume = {22}, year = {2000} }